『星の洞窟』の画面にミニマップはない。あるのは方眼紙と、プレイヤー自身が描いた線だけだ。

最初の 1 時間は正直、不便さに苛立つ。だが自分の描いた地図の空白が「まだ見ていない場所」として立ち上がってくる中盤から、本作は他のどのメトロイドヴァニアとも違う顔を見せ始める。

探索の快楽の源泉を「システムが教えてくれること」から「自分が気づくこと」へ引き戻した意欲作。手描き地図という一点賭けが、最後まで機能している。